超肉体労働のアルバイト
大学時代になりますが、運送屋で二年間アルバイトをしていました。自分で言うのも何ですが、無遅刻無欠勤で、勤務態度も優秀だったと自負しています。営業所の所長からは、「就職が決まらなかったらウチに来い!」と頻繁に誘って頂きました。本当に嬉しかったのですが、幸い就職が決まったので実現はしませんでした。運送屋での仕事は、超が付くほどの肉体労働でした。今の体力ではとてもじゃなく出来ませんが、当時は体力も気力も最大限充実していたのでしょう。
朝4時に出勤して、トラックのルート毎に荷物を仕分けします。農産物や海産物がほとんどだったので、かなりの重量だったのを覚えています。6時にはトラックが出発するので、常に時間との戦いでした。最初の数日間は大変だったのですが、徐々に“抜く”タイミングを覚えて行きました。これは決して手を抜くという意味ではなく、仕事にメリハリを付けるという意味です。そうすることで、平均的に集中力をキープすることが出来るのです。アルバイトを続ける中で、フォークリフトの免許を取らせてもらいました。普通に取得すれば数万かかるのですが、会社が費用を出してくれたのです。その後もフォークにはよく乗ったので、あの時取得しておいて本当に良かったです。